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建設機械の種類
ここでは建築機械の代表的な種類についてごく簡単にまとめていきます。
【油圧ショベル(ユンボ)】
本体のアーム先端部分に、アタッチメントを付け替えて色々な用途に使用できる重機です。
ユンボというのは油圧ショベルのあだ名のようなもので、フランスの重機メーカーSICAM社がもつ油圧ショベルの登録商標です。
日本で最初に汎用されたのが、ユンボ社の技術を使用した三菱重工製の油圧ショベルだったため、また、多分語呂が良かったのでしょう(日本語的に考えると「結う棒」と言うような語感もあったりしますね)、油圧ショベル全体をユンボと呼ぶ習慣が今でも残っています。
セロテープ、サランラップのようなものですね。
アタッチメントには数種の規格があり、メーカーごとの互換性はありません。
主な規格には
オカダ・ジャクティ式
東空・古河式
NPK式があります。
アタッチメントの種類には法面/台形/生コン等各種バケット、クラムシェル、リッパ、クラッシャー、グラップル、リフティング、林業仕様などがあります。
【ロードローラ】
締固め用機械運転者の資格で運転できる、地面をローラーで圧し固める建設機械の鉄輪ローラ重機です。アスファルト道路の工事で、アスファルトを踏み固めたりするために使用します。
【フォークローダー】
ショベルローダー等運転者の資格で運転できる、前方にフォークを備えた重機です。木材などの荷役を行ったりするために使われます。一般的には二輪駆動ですが、四輪駆動のものもあり、小回りをきかせるため、後輪操舵です。運転時は内輪外輪差に注意が必要です。
【ホイールローダ】
トラクターショベルの一種で、車輪で走行する物です。四輪駆動です。小型特殊自動車登録可能なタイプも存在します。小回りがききませんが、大量の粉体物を一度に運搬、積込み作業することができます。軟質な地盤であれば前進掘削作業も可能な物となっています。
【高所作業車】
高所作業用の重機です。リフト車と呼ぶこともあります。
国に定められた高所作業車構造規格による定義は、以下になります。
高所作業車は以下の三項目を満たすものと定義されている。
・2m以上の高さに上昇できる作業床(作業員が作業時に乗る場所)を持ち、昇降装置、走行装置等により構成される。
・作業床の上昇、下降などに人力以外の動力を使用する。
・不特定の場所に自走できる。
